平成29年(2017年)9月27日
川崎市では、ICT産業連携促進事業として、「かわさきIoTビジネス共創ラボ」の発足や「ものづくり×ICT連携フォーラム」の開催といった市内異業種連携促進の場づくりのほか、IoT関連の各種セミナーの開催などの事業を実施しております。
この度、当事業の一環として、「新ビジネス・サービス創出」、「生産性向上・働き方改革」の2つの分野において、企画提案方式により、市内中小企業を中心とした連携によるICT活用の先導的モデルとなる事業の公募を行い、厳正な審査を行った結果、次のとおり採択しましたので、お知らせいたします。
中小企業の連携によるIoT活用の具体的事例を創出することで、中小企業の抱えるさまざまな課題の解決や新たなビジネスの創出を目指してまいります。
【採択した事業】
<1件目>
分 野:「新ビジネス・サービス創出」
事 業 名:AR技術(3DCG)・MR※技術(電子マニュアル)を活用した後継者育成・技術承継効率化
提案企業:(株)ACW-DEEP(エーシーダブリュディープ)
所 在 地:幸区新川崎7-7 KBIC 322
代 表 者:代表取締役社長 山口 聡
連絡先:044-201-8839
関連企業:サツマ工業(株)、(株)トークるん
提案概要:製造現場における後継者等への『“職人”技術の伝承』という課題に対し、AR・MR※などの新たな技術を用いて解決を図るもの。
※MR=ミックスドリアリティ
<2件目>
分 野:「生産性向上・働き方改革」
事 業 名:健康状態事前把握型勤怠管理システムの開発
提案企業:(株)マインド
所在地:幸区堀川町580-16川崎テックセンター1F
代表者:代表取締役 屋代 真吾
連絡先:044-272-9093
関連企業:(株)アステム、(株)ゼンク
提案概要:働き方改革の一助となるべく、脳の血流量と精神的負担の因果関係を研究し、精神的負担を事前に把握できる勤怠管理システムの開発を行うもの。