平成30年(2018年)2月28日
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成30年第8週)を作成しましたのでお知らせします。
第8週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は18.46人と前週(24.36人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.19人と前週(4.08人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.49人と前週(1.70人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“「子ども予防接種週間」3月1日(木)~3月7日(水)”について取り上げました。
3月1日(木)~3月7日(水)は「子ども予防接種週間」です。この機会に母子健康手帳で予防接種歴を確認し、定期予防接種が済んでいないお子さんは、早めに必要な予防接種をすませ、病気を未然に防ぎましょう。
特に、麻しんはワクチンで予防できる疾患にもかかわらず全国では平成27年と比べて、平成28年、平成29年は麻しんの患者届出数が多くなっています。麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)第2期接種対象者は、小学校入学前に必ず接種を受けましょう。3月31日までが無料で受けられる期間です。